今日は、建国記念日ですね。思うところを書いておきます。
建国記念日に思う
私は日本が好きです。美しい山々の景色、繊細で奥深い文化、歴史の重みを感じさせる古都の佇まいなど、様々な魅力があります。
しかし、現在の日本の抱える問題にも目を背けることはできません…。無関心でいられても無関係ではないからです。
格差の拡大、貧困化、政治の腐敗、人材不足、超高齢化社会等など…。
これらの問題は、若者に大きな負担を強いています。日本の未来を真剣に憂い、闘わなければならないという気持ちと、平和で穏やかに過ごしたいという願いとが私の心の中で複雑に絡み合っています。
日本の魅力と課題
日本は、世界に誇る豊かな歴史と文化を持っています。千年以上の歴史を誇る天皇制、四季折々の美しい自然、独自の芸術や伝統芸能、そして高度な技術。これらは日本を独特で魅力的な国にしています。近年では、マンガやアニメ、ゲーム産業も世界をリードしています。これらは、世界中の人々を魅了し、日本への理解と親しみを深めてくれていると感じています。
しかし、深刻な課題も山積しています。少子高齢化社会は加速化し、生産年齢人口は減少し続けています。貧困化も深刻です。多くの国民が不安定な雇用状況や低い賃金に苦しんでいます。政治不信も高まり、国民の政治への関心も低迷しています。
さらにグローバル化の波の中、日本の国際競争力は低下しています。日本の人材不足は深刻です。高度な専門知識やスキルを持つ人材の不足は、日本の経済成長を阻害する大きな要因となっており、日本の未来を揺るがしています。
大人たちが招いた種
これらの問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。長年にわたる政治の腐敗や経済政策の失敗、それらを許してきた社会全体の意識の低さが現在の状況を作りました。そして今、さらなる増税、社会保障制度の改革など私たちに多くの負担が強要されています。
平和で穏やかな生活を送りたい…。それは誰しもが願う当たり前のことです。しかし、現状では、その願いを実現することも容易なことではありません。
将来への不安、経済的な負担、そして政治への不信感、これらが私たちの心を圧迫しています。
未来へつなぐために
それでも、私は日本が好きなのです。独りで日本の問題を解決することは到底できません。でも未来への希望を見出したいのです。そのためには、私たち自身が日本の歴史や文化を深く理解し、その大切さを認識することが重要です。歴史を学ぶことで過去の過ちから学び、未来に道を開くことができると信じています。文化を尊重することで日本のアイデンティティーを確立し、世界に誇れる国を築きあげることができるはず。
同時に、現状の問題に目を向けて積極的に解決策を探り、政治への関心や関与も高め、より良い社会システムを構築しなくてはなりません。そして、一人ひとりが次世代に責任をもって行動し、持続可能な社会を実現していくことが重要です。
建国記念日。私は改めて日本の未来について考えました。困難な課題が山積していますが皆が力を合わせて知恵を出し合えば、より良い方向へと導いていくことができるのではないかと思います。一人では大きなことはできないかもしれませんが、自分にできることを考え、精一杯行動することが大切です。
この世界を俯瞰して見ることで、地球規模で物事をとらえていくことです。もっと言うと宇宙的にものを見ることも必要かもしれません。それから自分の目線に戻して物事を見るのです。これからも私利私欲に溺れることなく、人類とは何者なのか、世界の中の日本はどんな役割があるのか、私たちの使命は何か。深く考え、答えを見つけていきたいと思います。