今週のお題「苦手だったもの」
文章を書くのが苦手だった。
読書感想文の宿題が恐ろしかった。
本を読んでも何を感じているのかわからないのである。
どう書けばいいか分からなかった。
400字の原稿用紙。
題名と名前を書いて、そこから2行くらい書いて終わってしまう。
徹夜で頑張っても半分。
朝日が昇り、鳥のさえずり。
とうとう一睡もできずに学校へ。
本当に文章を書くのが苦手だった。
学生時代苦しみぬいた。
経験不足で価値観、感性がなさ過ぎたのだと思う。
社会に出て、様々な価値観に触れ、経験を積み上げ、自己確立をしてきた。
いつの間にか、文章を書くのが好きなっていた。
上手に書こうとか、形式を意識してとか、そういうことは考えない。
思いのまま、気の向くままに書き綴る。
読書感想文も社会に出てからも書く機会があり鍛えられた。
私は、読み終わってその瞬間に感じていることについて、集中的に書くというスタイル。『読書感想文の書き方』なる指南書とは異なるだろう。
私が特に意識するのは、感じたこと、自分が具体的に実践していること、成果と課題を書くこと。
200字程度の作文を書くのに徹夜していた私。
今では1600字~3200字程度の文章が書けるようになった。
自分でも驚いている。
別人になった気分。
こうして書いているブログは思いのまま、気の向くままのスタイル。
これからも楽しく続けていきたい。