風に乗って。
小さな種が大地に希望を託す。
遠くへと広がる可能性。
新たな命の花が咲く。
朽ち果てる。
時の流れに身を委ねる。
静かに消えゆく。
終わりの訪れ。
一つ一つの瞬間が過ぎ去り、遠い記憶となって。
命は儚い。
命は輝く。
終わりの訪れによって、命の尊さを知る。
最寄り駅まで徒歩12分。
何気なく足元に広がる種綿。
なにか、思うところがあって写真を撮りました。
その姿は、儚いけれど、たくましくて。
朽ちていくけれど、未来へと希望を繋いで。
私は種綿の様。
たんぽぽの様に、黄金色に輝くことはもうありません。
あとは、風に任せて。
いつか朽ち果てていくのです。
切ないけれど、時は戻りません。
これからは銀色に。
人生100年時代というけれど、そこまで生きられないでしょう。
いつ終わりが訪れるかわからないことです。
今の瞬間を大切に。