夕暮れ黄昏日記

想いのまま、気の向くままに。

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セールスマンがやってきた

 

セールスマン

昨日はセールスの人がやってきた。

おかげで、夕飯も遅くなってしまった。

何だか疲れた。

 

「買ってください」という話ではなく、「正しい情報を説明したい」という。

「もう他からも聞いている」といっても”違う内容もあるかもしれない”といって引き下がらない。

聞いてみれば、結局は同じ話で、最終的には”買ってほしい”ということなのだ。

 

 

危機感を煽り、損得で揺さぶる。

「対策せずにいると損しますよ」

「こんなに便利になりますよ」

誰もが飛びつきそうな内容。

一見ごもっともなお話。

決して騙そうとしているつもりはなく、良かれと思っているとわかるのであるが。

 

しかし、こちらは損得だけで生きているんじゃないのだ。

”自分が良ければ”

”自分は損したくない”

そういうことではない。

 

どうしても話を聞いてほしいというから話を聞いた。

その上で低調にお断りした。

 

”商品を買ってもらいたい”

彼にとってそれが仕事で生活かかっているから仕方ないことだろう。

それも十分わかる。

営業とは大変な仕事であるな。

 

社会全体が”人を騙す”ようなものになっている。

私たちは踊らされている。

 

悪いことばかりではない。

恩恵を受けている面もある。

便利で快適。

有難いこともたくさんある。

どっぷり文明の力にすがって生きているし。

 

社会の構造を俯瞰して見る。

自分の目線から現実を見る。

角度を変えてみることで本質が見える。

 

本質を見つつ、目の前の現実も認めつつ。

すでに、無駄なものを手にしてしまっていることに気づくが、それも誰かの役に立っているので良しとしよう。

 

これからはできるだけシンプルに無理無駄なく過ごしたい。

たまには、不便さも楽しまなくては。

火起こし