LGBTQの当事者の方からお話を聞ける貴重な機会がありました。
LGBTQとは
・Lesbian(レズビアン)
女性同性愛者の人です。
・Gey(ゲイ)
男性同性愛者の人です。
・Bisexual(バイセクシュアル)
両性愛者の人です。
・Transgender(トランスジェンダー)
性自認が生まれた時に割り当てられた性別と異なる人です。
・Queer(クイア)
「風変わりな」を表します。規範的な性のあり方以外を包括する言葉です。
・Questioning(クエスチョニング)
自らの性のあり方を特定しない、分からないという人などです。
これらの、頭文字をとった言葉がLGBTQです。
身近な存在ではないと思っていましたが、日本においても、「3%~10%の方はLGBTQである」という調査機関の報告があるそうです。
私が思っていたより多くて驚きました。
LGBTQだけではくくれない
・Xジェンダー
自分の性を男女に限定しない人です。
・Aロマンティック
他者に恋愛感情を抱かない人です。
・Aセクシュアル
他者に性的な興味関心を抱かない人です。
・パンセクシュアル
性的指向が性別にとらわれない人です。
みんな違ってみんないいのです。
SOGIという考え
近年は、LGBTに代わって、SOGIと表現されることもあります。
SOGIは、Sexual Orientation and Gender identity(性指向と性のアイデンティティ)の頭文字をとった言葉です。
誰もがそれぞれのセクシュアリティを持っているという考え方です。
まずは知ること
私は、今まで、LGBTという言葉だけは知っていましたが、LGBTQの当事者の方と接する機会がありませんでしたし、詳しくお話を聞けることもありませんでした。
ですが、今回お話を聞くことが出来て、「身近なことなんだな」ということに気づきました。そして、多くの方が深く悩まれていることも、、、。
興味を持たれていない方には、届かないかもしれません。
男は○○すべき、○○であるべき、、、。
女は○○すべき、○○であるべき、、、。
このようにお考えの方もまだまだ多いかもしれません。
私は「○○すべき、○○であるべき」という考え方を払拭していきたい、、、。
男性か、女性かという枠組みで分けるのではなく、相手のことに深く興味を持ち正しく知ることが大事なのではないか、、、。
ありのままを受け入れる
その人の個性、ありのままを受け入れることが大切なんだと思いました。
他人のことだけではありません。自分自身とも向き合ってみることも必要ではないでしょうか、、、。
世の中が作り出してしまった今までの「当たり前」を一回リセットして。
LGBTQ、SOGIといったことが当たり前となるような社会。
どんな人も尊重され、愛される世界になったら素晴らしいなと思います。
私はどうなの
うつ病当事者として発信者になって活動していますが、今回また気づかされました。
「ああ、そうか、、、。自分の性のことで悩み、うつ病になってしまう方もいらっしゃるかもしれない」と。
それともう一つ、私自身が男性と女性という二つだけの枠組みに違和感を抱いていたことも、、、。
私は、心も体も男性で、女性に恋愛感情を抱きます。
だから男性かというと、私は中性的な感覚を持っています。
なので、SOGIの考え方からすると、私自身もLGBTQなのではないかと。
Qの中に属しているのかな、、、。
もっというとXジェンダーと言えるのかもしれません。
ALLY(アライ)
LGBTQをに対する理解やダイバーシティーという、多様性に関する考え方が注目されています。
ALLYとは、LGBTQの方々に同調する人、支援する人を意味します。
私は「ALLYでありたい」と思います。
おわりに
LGBTQとは、私が思っていたよりずっと、身近なのだなと感じました。
何気なくしている会話が相手を傷つけ、苦しませていることに気づきました。
例えば、○○くん、○○ちゃん。これも男女を限定してしまうこと。
彼氏は?彼女は?と聞くのも男女を限定してしまうこと。
私は何も考えずに使っていました。
これらを、性別に関係なく○○さんと呼ぶことにしたり、お相手のことを「パートナー」と呼ぶことにしたりすることでも、誰もが生きやすくなりますね。
小さなことですが、出来ることの一つです。
・正しく知る(理解する)こと。
・ありのままを素直に受け入れること。
・今までの「当たり前」を手放すこと。
・私のようにお話を聞いただけではなく、自ら考えて発信すること。
私もまだまだ勉強が足りませんが、、、。
私にできることを実践し、世の中のすべての人々がみんな生きやすい社会にしていきたいなと思います。
今朝はこの辺で。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。