私は、人見知り、地味でおとなしい、すぐ緊張してしまう、いつも自信がない、自己肯定感が超低い、人前に出るのも、言語化するのも苦手、文章も書けない…。けっこうダメダメでした。
そんな私が、こうしてブログを書いたり、2000人以上の前で話をしたり、会議を率先してリードしたり。まるで別人になれたのはなぜなのか。
変わりたい気持ち
こんな自分のことが嫌い。
こんな自分ではいけない…。
変わりたいと思う自分がありました。
まず、その気持ちが無いと始まらないと思います。
お手本になる存在をさがすことが、”変われる”きっかけになるかもしれません。
話が上手で、面白くて、人をひきつけ、行動力もある魅力的な人。
そんな人が身近な先輩にいました。
職場のリーダー的な存在。
同じようにはできないけれど、自然とそんな先輩をお手本にするようになっていました。
実践の場
人と話さなくてはならない。
文章を書かなくてはならない。
そういう仕事や場所に置かれました。
逃げれば逃げられたけれど、自分を少しでも成長させることができるかもしれないと思ってその役目を引き受けました。
環境が人を変える…。
そういうことがあると思います。
やらざるを得ない環境に身を置きました。
意識したのは、
自分には自分の出来ることしかできない。
カッコよくやろうとしない。
へたくそでもいい。
自分みたいのがいたっていい。
大先輩から、「指名されたならやってみること」「君なりにやればいいんだよ」という言葉を頂きました。
私という個性を認めて指名してくださったのだから。
”自分は自分で良い”
そう思いながら実践してきました。
話をするのが苦手でしたが、
”上手に話さないといけない”
”恥ずかしい”
という気持ちがあったのです。
それが場数をこなすことで払しょくされていきました。
”へたくそでいい”と開き直れるようになりました。
振り返り
何かある度、行事が終わる度に「実践レポート」を書いていました。
振り返りをして自分の成果と課題を明確にしていました。
文書を書くのが苦手な私は時間がかかりました。
その時間は自分と向き合う時間、自分のことを深く知る時間。
課題に掲げたことを毎度毎度書いていてはいけない。
その課題を克服した実践レポートを求められるようになりました。
課題の克服のためにどうしたらいいか。
少しでも成果を出していくためにはどうしたらいいか…。
大きな一歩ではなく、小さな一歩の繰り返し。
目標をもって、自分で考えた課題を克服するために、小さな新たな挑戦、実践を絶えず繰り返してきました。
目標を忘れないことが大事なのだと思います。
自分と向き合う
文章を書くことで自分と向き合うことができました。
そして、自分の欠陥を書き出しました。
おとなしい、声が小さい、引っ込み思案、先送り体質…。
認めたくない。
仕方がない。
変われない…。
自分の欠陥を克服するのは容易いことではありません。
なので、自分を擁護する言い訳が湧いてきてしまうのですよね。
基本性格を変えることは難しいですが、行動に関することは変えやすいです。
今までなら参加しないものに参加してみる。
すぐに帰るところ、残ってみる。
後回しにしてしまうことをすぐにやる。
ちょっとの行動をちょっとずつ変えてきました。
自分の欠陥を自覚したところで、半分くらいは克服できているんです。
無意識の中に、欠陥を克服しようという意識が芽生えるんです。
ただし、人は忘れてしまう…。
だから、繰り返し自分と向きあって、目標を思い出させていくことって必要なんです。
経験が自信に
とにかく、”へたくそでいい”と開き直った私はいろんな場所に参加したり、挑戦したり、経験を積むことを意識しました。
とにかくやってみる。
結構勇気が要りますけどね。
お金もかかりましたね。
でも今思えば自己成長のための自己投資でした。
私の自信のなさは、経験不足からのもの。
とにかく経験を積んできたことは間違いなく自信につながりました。
場数をこなすこと。
そのためには、変なプライドは捨てること。
今でも緊張する場面がありますが、そんなときは絶対に上手にやろうという気持ちがあるんです。
変なプライドが前に出てしまっているんですね。
人生は勉強です。
いくつになっても課題はありますね。
それでも、ずいぶんと動じなくなったかなと思います。
まとめ
私にしては、長めの記事となってしまいました。
自分に自信が持てない。
すぐに緊張してしまう。
私も本当に自己肯定感が低くて、なえるべく人前に出たくない、、、。
そんな私でしたが、人は変われるんです。
基本性格は変わらないかもしれませんが、行動を変えることで人生も変わっていきます。
繰り返し自分の欠陥の克服を実践、振りかえり、自分と向き合い、経験を積み重ねていく。
大きな一歩は無理でも小さな一歩の繰り返して、目標へと着実に近づいていけます。
続けていくことです。
毎日じゃなくてもいい。
思い立った時でもいいのです。
自分と向き合い目標を再確認する時間をつくっていきましょう。
私はよく山登りをしますが、人生も同じだなって思います。
一歩一歩、目標に向けて歩みを進めることでたどり着けるんです。
一歩一歩。
自分の歩幅で。
登った先にしか見られない景色がそこにありますから。
その景色を楽しみに。
